年金の受給開始を繰り上げる(60〜64歳)・繰り下げる(66〜75歳)と月額と総受給額がどう変わるか、そして「何歳より長生きすれば得になるか」の損益分岐年齢を計算できる無料ツールです。日本年金機構の減額率・増額率に基づいています。登録不要・入力データはサーバーに送信されません。
年金 損益分岐シミュレーター
年金は「何歳からもらうと得」なのか。
繰上げ・繰下げの月額と損益分岐年齢を計算します。
65歳時点(繰上げも繰下げもしない場合)の年金月額を万円で入力してください。ねんきん定期便やねんきんネットの「65歳から受け取れる年金額」の月額の目安です。(例:15万円 → 15)
60〜64歳を選ぶと「繰上げ受給」(月0.4%減額)、66〜75歳を選ぶと「繰下げ受給」(月0.7%増額)になります。下の表では代表的な4パターンをまとめて比較できます。
選んだ年齢での年金月額
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主な受給開始年齢の累計受給額くらべ
| 受給開始 | 月額 | 80歳 | 85歳 | 90歳 | 95歳 |
|---|
各年齢まで生きた場合の、受け取った年金の累計(概算・万円)。緑色は各年齢時点で累計額が最も多いパターンです。長生きするほど繰下げが有利になります。
税金・社会保険料(健康保険料・介護保険料など)・在職老齢年金による支給停止・加給年金や振替加算は考慮していません。実際の手取りは表示額より少なくなることがあります。また繰上げ受給は、障害基礎年金・寡婦年金が受けられなくなるなどの影響がある場合があります。一度手続きすると取り消せません。
ご自身の正確な年金額や有利・不利の判断は、「ねんきんネット」や最寄りの年金事務所で必ずご確認ください。
出典:日本年金機構「年金の繰上げ受給」「年金の繰下げ受給」
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あわせて読みたい
繰上げ・繰下げの制度の仕組みは「年金は何歳からもらうと得?」の解説記事で詳しく説明しています。老後全体の資金計画には老後資金逆算シミュレーターをご利用ください。
このシミュレーターの使い方
入力は2つだけです。65歳から受け取る場合の年金月額には、繰上げも繰下げもしない基準額を万円で入れます。ねんきん定期便やねんきんネットに載っている「65歳から受け取れる年金額」の月額の目安を使うと精度が上がります(例:月15万円なら「15」)。次に比較したい受給開始年齢を選び、「損益分岐を計算する」を押すと、その年齢での月額と、65歳受給と比べて「何歳より長生きすれば総額で得になるか」の損益分岐年齢が表示されます。
計算の前提と限界
本ツールは現行制度の減額率(繰上げ・1か月あたり0.4%)と増額率(繰下げ・1か月あたり0.7%)にもとづく総受給額の目安です。税金・社会保険料の負担、加給年金や在職老齢年金による調整、物価や賃金による年金額の改定などは反映していません。実際の手取りや損益分岐年齢は個々の状況で変わるため、あくまで受給開始年齢を考える際の参考としてお使いください。
結果の見方
「損益分岐年齢」は、繰下げ(または繰上げ)を選んだ場合と65歳受給の累計受給額が並ぶ年齢です。繰下げを選んだときは、この年齢より長生きすれば総額で得になり、逆に早く亡くなると65歳受給の方が多く受け取れます。表では代表的な受給開始年齢ごとに80・85・90・95歳時点の累計額を並べているので、想定する寿命観と照らし合わせて比較してください。
よくある質問
繰下げと繰上げ、結局どちらが得?
何歳まで生きるかで結論が変わるため、一概には言えません。損益分岐年齢より長生きする見込みなら繰下げが有利になりやすく、早めに受け取りたい・健康面に不安がある場合は繰上げや65歳受給が向くこともあります。制度の考え方は年金は何歳からもらうと得?の記事もあわせてご覧ください。
繰下げると受給額はどのくらい増える?
現行制度では1か月あたり0.7%増額され、最大の75歳まで繰り下げると84%増えます。ただし受給開始が遅くなるぶん受け取り始めるまでの期間は年金がないため、貯蓄や就労収入とのバランスも考える必要があります。
老後全体の資金計画も立てたい
年金だけでなく生活費・貯蓄を含めた資金計画を考えるなら、必要額の目安を確認できる老後資金はいくら必要かの記事が参考になります。年金の受け取り方と合わせて全体像を把握しておくと安心です。
